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モジラ、深刻な脆弱性を修正した「Firefox 61」を公開 [update]

 モジラは27日、Webブラウザ「Firefox」の最新版「Firefox 61」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、Android。法人向けの延長サポート版(ESR)も公開されている。

 最新版の「Firefox 61.0」では、暗号化通信規格の最新版「TLS 1.3」のドラフト版(正式規格になる前の策定段階の規格)の標準サポートなどの新機能の追加や機能改善、パフォーマンスの向上が行われたほか、18件の脆弱性が修正されている。

 修正された脆弱性は、深刻度が4段階評価で最も高い「最高」が6件、次に高い「高」が5件、「中」が6件、「低」が1件の計18件。悪用されると任意のコードが実行されるおそれのある、メモリーがらみの危険な脆弱性が複数修正されている。

 法人向けの延長サポート版(ESR)は、現在移行時期になっており、「52.9」と「60.1」の両バージョンが用意されている。
 「ESR 52.9.0」では、「61.0」と共通する「最高」3件、「高」4件、「中」3件の計10件。「ESR 60.1」では、「61.0」と共通する「最高」5件、「高」4件、「中」6件の計15件の脆弱性が修正されている。

 デスクトップ用の最新版は、自動更新機能を通じて配布されているほか、今すぐ手動で更新することもできる。手動更新は、WindowsではFirefoxのメニューボタン「≡」をクリックし、[ヘルプ]→[Firefoxについて]を選択する。または、[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ヘルプ]メニューの[Firefoxについて]を選択する。OS Xでは、Firefoxメニューの[Firefoxについて]を選択する。
 自動や手動で更新したデスクトップ版のFirefoxは、ブラウザの再起動後に最新版が利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。

 Android用の最新版は、「Google Play」で配信される。27日13時の時点ではまだ配信が始まっていないが、アプリの自動更新が有効に設定されている場合には、配信開始後、自動的に更新される。「Google Play」の「マイアプリ&ゲーム」で「アップデート」を表示し、手動で更新することもできる。

(2018/06/27 セキュリティ通信)

【関連URL:モジラ】
<Firefox 61.0>
・リリースノート(デスクトップ版)
https://www.mozilla.jp/firefox/61.0/releasenotes/
・リリースノート(Android版)
https://www.mozilla.jp/firefox/android/61.0/releasenotes/
・Security vulnerabilities fixed in Firefox 61
https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2018-15/

<Firefox ESR 60.1>
・リリースノート
https://www.mozilla.jp/firefox/60.1.0/releasenotes/
・Security vulnerabilities fixed in Firefox ESR 60.1
https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2018-16/

<Firefox ESR 52.9.0>
・リリースノート
https://www.mozilla.jp/firefox/52.9.0/releasenotes/
・Security vulnerabilities fixed in Firefox ESR 52.9
https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2018-17/