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モジラ、深刻な脆弱性を修正した「Firefox 46」公開 [update]

モジラは27日、Webブラウザ「Firefox」の最新版「46.0」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびAndroid。法人向けの延長サポート版(ESR)「38.8」「45.1」も公開されている。

最新版では、JavaScriptを実行用のコードに変換する、JIT(Just In Time)コンパイラにメモリー保護機能を追加するなどの機能強化に加え、計10件の脆弱性が修正されている。
 修正された脆弱性の重要度は、4段階評価で最も高い「最高」が1件、次に高い「高」4件、「中」4件。悪用されると任意のコードが実行されるおそれのある、メモリーがらみの危険な脆弱性の修正が含まれている。

 移行期に入っているESR版は、45系と38系の両バージョンが提供されている。ESR 45.1では、46.0と共通する「最高」1件、「高」2件の計3件の脆弱性が、ESR 38.8ではこの3件に加え、Firefox 44/45で修正済みの「高」3件、「中」1件の計7件の脆弱性が修正されている。
 ESR版Firefoxで修正された脆弱性は、同じエンジンを使用するメールソフトThunderbirdにも影響があり、準備が整い次第「45.1」が公開される予定だ。

 それぞれの最新版は自動更新機能を通じて配布されているほか、今すぐ手動で更新することもできる。

 デスクトップ版Firefoxの手動更新は、Windowsではメニューボタン「≡」をクリック→下段のヘルプボタン「?」をクリック→表示された[ヘルプ]メニューの[Firefoxについて]を選択する。または、[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ヘルプ]メニューの[Firefoxについて]を選択する。OS Xでは、Firefoxメニューの[Firefoxについて]を選択する。
 Android版は、メニューから[設定]→[Mozilla]→[Firefoxについて]→[更新を確認]の順にタップする。または、「Google Play」の「マイアプリ」で、「インストール済みのアプリ」を表示する。

 自動や手動で更新した最新版は、ブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意されたい。

(2016/04/27 セキュリティ通信)

【関連URL:モジラ】
<Firefox 46.0>
・リリースノート(デスクトップ版)
https://www.mozilla.jp/firefox/46.0/releasenotes/
・リリースノート(Android版)
https://www.mozilla.jp/firefox/android/46.0/releasenotes/
・セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefox.html
<Firefox ESR 38.8.0>
https://www.mozilla.jp/firefox/38.8.0/releasenotes/
<Firefox ESR 45.1.0>
https://www.mozilla.jp/firefox/45.1.0/releasenotes/
・セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefoxESR.html