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「熊本地震」に便乗した振り込め詐欺、悪質商法等に注意 [トラブルの予防]

「平成28年熊本地震」発生から1週間が経過し、今も多くの人が過酷な避難生活を余儀なくされている。地震に関連するインターネットの悪用事例としてデマの拡散が問題となったが、災害に便乗した詐欺や悪質商法が発生する恐れもあるとして、全銀協や国民生活センターが注意を呼びかけている。

■「義援金募集」をうたった振り込め詐欺

 全国銀行協会によると、公的機関や実在する団体、被災地の親類などをかたり、「義援金募集」を装った振り込め詐欺が発生する可能性があるという。参考として、過去の災害・震災時に発生した詐欺事例を2件、紹介している。「事例1」では、公的機関などを装って「災害支援基金へのご協力」を要請し、個人名の口座にお金を振り込ませようとする。「事例2」では、被災地の親類を装い、指定する口座にお金を振り込むよう求めてくる。
 こうした被害にあわないため、振込先口座の名義情報などに不審点がないか、実在団体を名乗る募金依頼では当該団体が公表している口座番号・名義情報と同一であるかなどを確認するよう、協会はアドバイスしている。また、少しでも不審に思ったら警察に通報、相談することを勧めている。

■「被災地支援」かたるメール、実は競馬情報提供サイトへの勧誘

 国民生活センターは、「自然災害に便乗した悪質商法」への注意を促す。インターネットを悪用した過去の事例では、「被災地支援のため」というタイトルのメールが届き、本文を確認したところ、競馬情報提供サイトへ誘導するURLが記載されていたという。同じ手法で攻撃サイトへ誘導されてマルウェア(ウイルス)に感染させられたり、サイバー攻撃にあったりする可能性もありえる。同センターは、こうした「被災者への親切心につけこむ怪しい話」に安易にだまされないよう忠告している。

 災害発生時、インターネットは悪用されるばかりではなく、大切な情報の共有や受発信に役立つことも多い。熊本市に必要な気象庁や県、市の情報をリアルタイムにまとめている「熊本地震 情報掲示板」などはその一例だ。セキュリティに十分注意しつつ、インターネットならではの活用を志したい。

(2016/04/21 セキュリティ通信)

【関連URL】
・平成28年熊本地震に関し「義援金の募集」を装った振り込め詐欺にご注意ください。(全国銀行協会)
http://www.zenginkyo.or.jp/topic/detail/nid/6268/
・【平成28年熊本地震】自然災害に便乗した悪質商法にご注意ください(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/s_saigai.html
・熊本地震 情報掲示板
http://kumamoto-jishin.info/