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著作権:動画サイトの無断投稿摘発、ダウンロード支援サイトを提訴 [著作権]

 動画投稿サイトの著作権違反をめぐる攻防が続いている。
 5月のYouTubeへのTV番組などの無断投稿、ニコニコ動画への映画の無断投稿、7月のFC2動画へのTV番組などの無断投稿に続き、ニコニコ動画へのアニメ映画の無断投稿が摘発された。レコード会社31社は、YouTube動画のダウンロードを支援するサイト「TUBEFIRE」の運営会社に対し、サービス停止と損害賠償を求め提訴した。

■ニコニコ動画にアニメ無断投稿、長野県池田町の男を逮捕

 警視庁立川署は23日、動画サイトにアニメ映画を無断で投稿したとして、長野県池田町の無職の男性(46歳)を著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で逮捕した。
 容疑者は今年3月、自宅のパソコンからサンライズが著作権を持つアニメ映画「機動戦士ガンダムUC episode 3~ラプラスの亡霊」を「ニコニコ動画」に無断で投稿し、不特定多数のインターネットユーザーに送信できるようにしていた疑い。
 同作品は、今年3月5日からイベント上映が行われ、上映館での劇場限定Blu-ray Disc販売やネットの有料配信などが行われた。男の投稿は、その直後だったという。

■レコード会社31社がダウンロード支援サイト「TUBEFIRE」を提訴

 日本レコード協会は23日、YouTubeの動画ダウンロード支援サイト「TUBEFIRE」を運営するミュージックゲート(東京都世田谷区)に対し、レコード会社など31社がサービスの停止と約2億3千万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴したと発表した。
 発表によると、2007年に開始されこのサービスは、レコード会社などが権利を持つ動画などのファイルを、同社の管理サーバーに無断で複製して保存、送信可能な状態にしており、複製権と公衆送信権(送信可能化権)を侵害したと主張。同協会などが調査したところ、約1万ファイルの音源動画ファイルが無断で複製されていることが確認され、これらのファイルが少なくとも調査期間中はダウンロード可能な状況であったものとして賠償金額を算出したとしている。
 YouTubeの動画配信には、FLV形式のファイルが使われており、通常はこれをブラウザ上のFlash Playerがダウンロード再生している。TUBEFIREは、このFLV形式のファイルをMP4やMP3形式のファイルに変換し、パソコンなどに保存するサービスを提供していた。同サイトでは、「動画ファイルはTUBEFIREのサイトには保有いたしておりません」としていたが、変換時にファイル保存していたらしい。編集部でも調査を試みたが、同サイトは23日に閉鎖されてしまい、確認には至らなかった。

(2011/08/25 セキュリティ通信)

【関連URL】
・動画ダウンロード支援サイト「TUBEFIRE」運営会社に対して侵害行為の差止めなどを求める訴訟提起(日本レコード協会)
http://www.riaj.or.jp/release/2011/pr110823.html